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最近、ちょっと自宅での作業の合間とかにちまちまとゲームに興じて いたりする。
えろげーとか美少女ゲーとかの分類になるんだろうが、個人的な分類 では泣きゲー(苦笑)。
きっかけは「KANON」を文章とかシナリオとかの勉強のつもりでやって みた事だったんだけど、結局ハマってしまったといふ感じ(笑)。
その後、同じスタッフが関わったといううわさの「AIR」とか「ONE」とかプレイしてみて、この手のゲームもずいぶん変わったなぁ・・・などとつくづく関心。
それぞれ突っ込みところはたしかにあるんだけど、それでも最後まで引き込んでくれるだけの何かはあるからあっと言う間に相殺できるんだよね。
多分、感情移入させるプロセスが絶妙なんだろうねぇ。
KANONなんか、真琴ルートクリアした後で再プレイすると、いくら彼女がクソうざったくても無碍に出来ないっす(^^;;。
で、今回は「加奈」を プレイ・・・。
ニュース23で「泣ける」と紹介して いたから(いや、そんな紹介のしかたはしないか)、ちと入手してやってみたんだが、全然泣けないぞ・・・って効能書きに「泣ける」って書いてあった訳ではないからD.O.には罪は無いとは思うんだが、正直なところ全然感情移入できなんだ。
仕事で医療やってるからかな・・・とも思ったんだけど、自分で書いたWheelでは泣けるし(をい)、関心なことに医療系の突っ込み所もそれほど多くないから、それで覚めた訳でもなさそう
。
実録モノのドラマの方がずっと突っ込みがいあるからなぁ(爆)。
一応エンディングが6パターンあるみたいなんで一通りやってみたけど、確かに痛いことは痛いんだが、何も泣くこたーないんじゃないかという感じ(^^;;。
なんか数プレイ目あたりから飽きてきたし(爆)。
多分、シナリオが肌に合わないってことなんだろうな。
いや、確かによく出来てるし、各登場人物の気持ちも分かる。
ただ、どこかつくりものめいた感じがする。
それはリアルじゃないって意味ではなくて、ある意味すごく生々しくもあるんだけど、一種のステロタイプで描かれているせいなんじゃないのかとも思ってみたりする。
なんかね、登場人物の気持ちの動きとかにしても「たしかに理屈はそうだろうけど・・・」みたいな部分が見え隠れしちゃうんだよなぁ。
たとえば『好き』という気持ちにしても、そこにははっきりとした理由付けがされてしまっているから、人のつながりとか気持ちの動きとかがロジックめいてしまっている。
だってさ、小説でも絵でも人間でも映画でも、その対象を『好き』になる時に理由って無いのが普通だと思うんだよな。
何故それが『好き』なのか聞かれたときの答えって、あとから考えて付けたものである場合が少なくないハズ。
これこれこういう関係でこういう事件が起きたらこうなる・・・というのを心よりも頭で考えてしまうと結局ステロタイプな人物像になってしまうんじゃないかと。
夕美にしても加奈にしても与えられた役割に対して優等生すぎて、つまらんキャラクターに見えてしまっているのだね、僕の目には。
『病気の妹』は弱々しくて従順で素直で、『健康な彼女』は自由奔放であけすけで(色々と都合よく動いてくれて)、という性格付けは良いにしてもそこから出ない、出ようとしない。
色々と本読んでる人なら分かると思うんだけど、病人らしくない病人とか、軍人らしくない軍人とか、アイドルらしくないアイドルとか、社長らしくない社長とか、教師らしくない教師とか、『らしくない』部分を持ったキャラクターってストーリーの中では立つんだよね。
だから、病人らしい病人とか、お兄ちゃんらしいお兄ちゃんとか、いかにもなコギャルとか(これはこれである意味キャラ立ってるケド・・・)、どうにも型どおりな人たちが多くてねぇ・・・。
で、ここまで言っておいてナンだけど、『加奈』という作品、やってみる価値は確かにあります。
が、何のゲームにしてもそうであるように、好みや相性はありますので、強くは勧めませんです。
2001年4月11日
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